2014年 全米オープンとペイン・スチュワート

いよいよ、全米オープンゴルフが開幕ですね。

全米オープンゴルフは、マスターズ・全英オープン・全米プロと並ぶ4大メジャータイトルの1つです。

全米オープンでは、よくドラマが生まれます。

では全米オープンのドラマをひとつを紹介したいと思います。

この物語は、1998年の全米オープンから始まります。

1998年、全米オープンの開催場所は、オリンピッククラブ・レイクコースでした。

初日、トップに立ったのはペイン・スチュワート。

ニッカーズの半ズボン姿とベレー帽の姿が有名ですね。

ペイン・スチュワート

このペイン・スチュワート、初日から2日目・3日目と首位を独走します。

3日目、4位にはリー・ジャンセンの名前が上がってきますが、トップとの差は5打もありました。

ペイン・スチュワートが有利だと誰もが思っていたはずです。

しかし最終日。

ペイン・スチュワートは1打差でリー・ジャンセンに敗れてしまいます。

悲痛な表情のペイン・スチュワートの顔が、新聞やテレビに流れました。

そして翌年、1999年の全米オープンゴルフ。

場所は、パインハーストNo.2。

ペイン・スチュワートは「絶対に全米オープンで勝つ!」と公言します。

初日、ペイン・スチュワートは-2。

タイガー・ウッズ、横尾要と同じ2位タイでした。

2日目、ペイン・スチュワートは、フィル・ミケルソン、デビット・ディバルと同スコアで首位に立ちます。

ウッズ、シンは1打差の2位タイです。

3日目、とうとうペイン・スチュワートが単独首位に立ちました。

しかし2位にフィル・ミケルソン、3位にタイガー・ウッズ。

まさに混戦状態です。

そして迎えた最終日。

トップでスタートしたペイン・スチュワートですが、16番でフィル・ミケルソンに追いつかれます。

次の17番ホール。

フィル・ミケルソンがパットを外す中、ペイン・スチュワートが入れて1打リード。

そして18番ホール。

ペイン・スチュワートのティーショットがラフへ・・・

苦しいペイン・スチュワートは、ここで3オンを選択します。

しかしフィル・ミケルソンは2打でグリーンを捕らえたのです。

誰もがプレーオフになるだろうと思っていました。

そして去年のペイン・スチュワートの逆転負けをイメージした事でしょう。

先にミケルソンが7メートルほどあるパットを外します。

このホール、ミケルソンは4打でホールアウトしました。

次のペイン・スチュワートは4打目。

カップまでの距離は約5メートル。

ペイン・スチュワートは返しを考えていなかったような強めのパットを打ちます。

勢いよく転がるボールはカップのど真ん中から入りました!

ペイン・スチュワートは昨年の屈辱を晴らし、1999年の全米オープンで2度目の優勝を果たしたのです。

この時の喜びようと独特なスタイルのガッツポーズはあまりにも有名です。

※ブロンズ像にもなりました。

ペイン・スチュワート ガッツポーズ

ペイン・スチュワート ガッツポーズ ブロンズ像

9月にはライダーカップに出場し、米国の優勝に大きく貢献します。

そして10月。

賞金ランキング上位30名が出場できるPGAツアー選手権へ向かう途中、ペイン・スチュワートは飛行機事故に合いこの世を去る事になります。

42歳の早すぎる死となりました。

今年、第114回 全米オープンゴルフが日本時間で6月12日(木曜日)から放送が開始されます。

今年の開催地は、1999年全米オープンゴルフと同じパインハーストNo.2。

15年前、ペイン・スチュワートが命を懸けて戦ったあの場所なのです。

今年も全米オープンで素晴らしいドラマが見れることを楽しみにしています。

ペイン・スチュワートへ

素晴らしい戦いを見せてくれて、ありがとうございました。

感動しました。

そしてお疲れ様でした。

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